コラム

そうじるし通信[3]

日常を夢の言葉で語るのは、そう面倒なことではない。だが、夢を日常の言葉で語りつくすのは、めったな感覚でできることではないだろう - 安部公房 ― 「箒」と「掃除機」、どちらが優れているのか。 我が敬愛する「開高健」は、かつて、「カレーとラーメンの優劣や如何に」との読者からの質問に淀みなく・惜しみなく回答し(しかもほぼ即興で!)、ワタクシはひどく感心したものである(答えは各自調べて下さい)。 ま、そ […]

そうじるし通信[2]

明日また空豆の殻を剥くだろう同じ力をかけた右手で - 中澤 系 ― 「ほうき」は単なる「掃除道具」ではありません。 「ほうき」は神事を司る「祭礼道具」としての意味合いも多く含んでいます。 で、「神事」ってよーするになんなん・・・ってなハナシになるのですが、「神事」とは結局のトコロ、 無病息災(健康第一) 家内安全(健やかな人間関係) 五穀豊穣(腹いっぱい) 安産祈願(子どもの笑顔) これらを願い、 […]

そうじるし通信

「文明を超えるなどということはなしうるのだろうか?不可能である。だが、不可能であるからといって『不能』であることはできない。そこに『希望』がある・・・ ー 山本 哲士 ―」 掃印(そうじるし)、新装開店しました。 ステッキ柄の長さを見直し・調整し、若干長めに設定して、腰の負担を軽減した「使いやすさ」を追及したかたちになったと自負しています。 太陽と土と水、そして「種」。それを栽培し収穫し、「つくり […]